検索メニューに戻る

カリッサ

学 名 Carissa carandas Linn.
科 名 キョウチクトウ
原産地 インド,スリランカ

 

カリッサは,熱帯性の灌木性果小果樹で,広くアジア,アフリカなどで栽培されています.6m程度になり,枝に硬い刺があります.このため生け垣として使われることもあります.葉は対生で,4〜8cm,小判形をしています.花は2cm程度で白く芳香があります.果実は長楕円形で長さ2〜3cm,白色から赤色,紫色,黒色と熟度が進むにしたがって変化します.改良された品種では甘味と酸味がほどよいですが,渋味の強いものもあります.果実は煮ても赤い色を失いません.カレーの調味料や菓子の材料として使われます.また樹は観賞にも用いられます.


完熟した果実


芳香のある花


熟し始めた果実.観賞樹としてもきれい.