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ドラゴンフルーツ(ピタヤ)

学 名 Hylocereus undatus Brit. et Rose
科 名 サボテン
原産地 メキシコ南部/中米太平洋岸

 

熱帯、亜熱帯に産するサボテンの仲間で、樹体は著しく長く、三稜形を呈し、3〜4cmおきに刺点から1〜3本の刺を生じます。果実は楕円形で大きく、径10〜15cm、紅色で三角状の鱗片があり、熟すと果皮が紫色に着色します。果肉は白色で甘く、ゴマ粒状の小さな種子がたくさん入っています。果肉の赤い種(H.polyrhizus)もあります.系統により糖度に差があり,高いものでは15%以上にもなります.以前にはベトナムから多く輸入されていましたが,現在タイなど東南アジア各国でも生産されています。日本では沖縄や九州南部で栽培されています.花は月下美人と同様,夜間に開花し,一晩でしぼんでしまいます.果実は開花後約40日で成熟します.


赤果皮白果肉種(H.undatus)の果実


黄果皮白果肉種(H.undatus)の果実


赤果皮赤果肉種(H.polyrhizus)の果実


満開の花


鉢植えでの開花


開花間近の蕾


鉢植えの着果状況


タイ東北部のドラゴンフルーツ栽培


台湾(台中)のドラゴンフルーツ栽培


種子は、1~2日で発芽し、数日で双葉を開く