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インドナツメ

学 名 Zizyphus mauritiana Lam.
科 名 クロウメモドキ
原産地 インド

 

ナツメ属(Zizyphus)の植物は、約40種が知られていますが、大部分は熱帯および亜熱帯に分布しています。インドナツメは、熱帯果樹として栽培される代表的なものです。 通常5〜8mぐらいの潅木となります。葉は表面が艶のある緑色で、裏面は淡褐色の柔毛で被われています。葉や枝基部に、托葉が変形した2本の小さな刺があります。花は葉腋に着き、花弁は3角形5片で極めて小さく、花全体が星形をしています。果実は2cmぐらいの小型のものから5cm程度の大型のものまで品種によって異なります。果実は成熟するにしたがって、緑色から黄緑色になり、さらに茶褐色に変わります。果実は生食にしますが、甘酸っぱい味がします。硬い核を1つ含み、薬用にされます。


収穫した果実。リンゴのようにサクサク、甘酸っぱい味です。