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ジャックフルーツ(パラミツ)

学 名 Artocarpus heterophyllus Lam.
科 名 クワ
原産地 インド

ジャックフルーツは雌雄異花の常緑高木でパラミツとも呼ばれています。果実は果長20〜80cm、果径15〜50cm、果重30kgにも達するものもあり幹や太い枝に着生します。果皮一面に粒状の突起があり、初めは緑色ですが熟すと橙褐色になります。若い果実は生食または調理用とされます。塩漬けや砂糖漬け、乾果としての利用もあります。種子はデンプン質で、煮たり焼いたりして食用にされます。果物として生食するのは種を包んでいる種衣の部分です。果実を傷つけると、粘り気の強い粘液が大量に出るため、この部分をうまく取り出すのには熟練が必要です。


表面はトゲトゲしています。


可食部分を取り出す。
粘液が手にくっつくので技が必要です


ジャックフルーツの大木(チェンマイ・ドイステープ)


収穫直前のジャックフルーツ


市場でのジャックフルーツの運搬作業


ジャックフルーツの種子も煮たり焼いたりして栗のように食べられます。

 


類縁種のチェンぺダック(コパラミツ)

 


形の異なるチェンペダック