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サラッカヤシ

学 名 Zalacca edulis Reinw.
科 名 ヤシ
原産地 ジャワ島

 

ジャワ島をはじめ東インド諸島一帯、インド、ビルマ、タイ、マレーシア、フィリピンなど東南アジアに分布、栽培されている果樹です。樹幹の高さは1〜1.5mですが、長さ4〜7mに達する羽状の葉を形成します。雌雄異株で、雄株からは長さ40〜50cmの肉穂花序が現れ、赤色の雄花が着生します。雌株からの肉穂花序は長さ20〜40cmもあり、雌花は黄緑色を呈して紅色の斑点があります。果色は褐色で、果形は球形、卵形、果長は約5〜8cm、直径は約3〜5cm、短毛刺を有する三角形の小鱗片で覆われています。内部には3個の白い果肉片があり、その内部に小石大の硬い種子を含みます。果肉は、果実が未熟であると独特の刺激臭があり、渋味がありますが、完熟すると多汁質となり、酸味と甘味が調和して美味しくなります。果実の鱗状の外観からスネークフルーツとも呼ばれます.


インドネシアのサラッカ


タイのサラッカ


雌花


着果状況


果皮はパリパリと剥けます.果肉は白くカリカリとした食感です.