検索メニューに戻る

タマリンド

学 名 Tamarindus indica L.
科 名 マメ
原産地 東アフリカ

 

樹高約25mの常緑高木。果実が非常に酸味が強い系統と甘味が強い系統があり、果樹として栽培されているのは後者の系統です。現在では熱帯地域に広く分布しており、樹形が美しいため庭園樹や街路樹にも利用され、材も利用されています。 総状花序を着け花弁は淡黄色で赤色の筋が入っています。果実は莢状で褐色、長さ7〜20・で湾曲していますが、大きさや湾曲の程度は品種によって異なっています。 甘味系統はその果肉をそのまま食用とします。果肉は酸と糖含量が高いため腐敗しにくく、圧縮して固めると長期間保存することができます。またジュースなどの飲料やジャムなどにも加工されます。酸味系統の果実はスープなどの香辛料としても利用されます。葉や花も野菜として料理されます。あらゆる部位に薬用効果があるとされており、古くから薬用植物としても利用されてきました。


様々な種類のタマリンド


花と着果直後の果実