ミヤママタタビ

A. kolomikta

■ミヤママタタビ(A.kolomikta)

【自生分布】アジア東北部に広く分布し,北海道や本州中部以北の寒冷地に自生しています.マタタビ属の中でもっとも耐寒性が強い植物です.マタタビと同様に、花が着いた枝の葉は、白またはピンク色に変わり、欧米では観賞樹として利用されています.

【花】雌雄異株です.花径は1cm程度と小さく,花弁は白色,葯は黄色で,子房は緑色無毛,花柱は漏斗状に開きます.

【授粉】雌雄異種のため,結実には雄株の花粉を授粉する必要があります.サルナシやマタタビの花粉でも結実させることができます.

【果実】果実は2〜5gと小さく,果面に縦の筋があります.多量のアスコルビン酸を含むことが報告されています.

【倍数性】二倍体.


マタタビ属・キウイフルーツ資源研究所トップページに戻る

このページに関するお問合せはikuo.kataoka@gmail.comまで