【自生分布】マタタビの名がついていますが、サルナシの変種に分類されています。サルナシより温暖な地域に分布し、房総半島を東限として、本州太平洋岸、伊豆諸島、中四国、九州の低山地に自生しています。屋久島では1500m前後の標高の高いところに自生し、台湾でも高山に自生しています.
【葉】サルナシと比較して,葉が小ぶりで、やや縦長,裏面が粉白色である点で区別できます.
【花】雌雄異株です.花弁は白色、葯は黒色で、雌花は雌ずいが発達し、子房は緑色無毛です.雄株の花の雌ずいは退化しています。がくは赤色のもの普通ですが、緑色のものもあります。
【果実】果実は5g前後でサルナシよりやや小さく,果面が果粉で被われます.幼果(左)、逗子系統(中)、明星ヶ岳系統(右)
【倍数性】二倍体
このページに関するお問合せは こちら まで